車種別マッチングリスト

車種別 適合 AP1(AP2)

サーキットB

<田中コメント>

ラジアルタイヤでは、F / Rともに、10Fが基準となります。そして、+1として12D、-1として08Hが候補に入ります。大きく軽量化を行っていない車輌で、もう少しだけ制動力を上げる場合、フロント摩材のワンランク効きが強いリアパッドを使用することも有効です。また、フロントにレーシングキャリパを使用している場合は、フロント03C / 08H、リア10F / 12Dが基準となります。

Sタイヤでは、F / Rともに、12Dが基準となり、-1として10Fが候補に入ります。
フロントにレーシングキャリパを使用している場合は、フロント10F、リア12Dが基準となります。

 

 

開発レポート 「筑波2000」 Sタイヤ

テスト車輌 S2000
テスト日 2008/4/15
サーキット 筑波2000
天候 晴れ
気温 21℃
路面温度 39℃
コンディション DRY
タイヤ Sタイヤ  255-40-17
ブレーキの仕様 F:SPOONキャリパ
R:純正

 

■ F 10F  R 10F

BEST:1.02.033

Tanaka's memo

  • 全体的に効きはマイルドでコントロール性がとても良い。
  • ブレーキを詰めていくと、ほんの少し効きが欲しい感じがする。

 

 

開発レポート 「筑波2000」 ラジアルタイヤ

テスト車輌 S2000
テスト日 2007/8/6
サーキット 筑波2000
天候 晴れ
コンディション DRY
タイヤ ラジアル  ポテンザ
RE-11  245/40/17
ブレーキの仕様 F:AP4ポッド / 330mmロータ(スリットあり)
R:純正
ベストタイム 1.05.82

 

■ F 10F  R 12D

ブレーキロータ温度

336℃ 327℃
370℃ 364℃

BEST:1.06.15

Tanaka's memo

  • 効きの安心感はあるが、少し効きが強い。
  • リリースコントロールは問題ないレベル。
  • 2ndギアがショートなこともあり、リアの効きが強く感じられる(シフトダウンでのシフトロックが気になる)。
  • 弱い踏力で、十分効くので、ヒール&トゥがやりづらい。
  • 最終コーナーの飛込みでのブレーキコントロールが難しい。

 

 

■ F 08H  R 10F

ブレーキロータ温度

386℃ 384℃
416℃ 390℃

BEST:1.05.82

Tanaka's memo

  • 効きと踏力のバランスが良い。
  • 踏力に対して、イメージどおり効く。
  • リリースコントロールは◎
  • ヒール&トゥもやりやすく、シフトロックも減少した。
    完全にブレーキが遅れると、ほんの少し奥で“スベリ”を感じるが、通常のアタックではまったく問題ない。
  • 大径ロータおよび、AP4ポットキャリパでは、F 08H  R 10F がマッチングする。
    また、強い踏力でコントロールできるなら、フロントに03Cも候補に入る。

 

ブレーキ踏力と効きの関係グラフ